歴史・時代小説2

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全一冊 小説二宮金次郎 (集英社文庫)
荒れた農村を次々に改革した二宮金次郎の人生を描いた書である。農民身分である金次郎に対して最初は反発・抵抗していた武士たちが、次々に金次郎を認め、金次郎に協力していくところが感動的である。全編通して......
全一冊 小説 蒲生氏郷 (集英社文庫)
氏郷の生涯よりも、仁右衛門をはじめとした近江商人についての話の方が興味深かった。近江商人がいかにして勢力を伸ばしていったのかということがよく分かった。近江商人の精神は、現代でも十分通用する「お客様......
小説 立花宗茂〈下〉 (人物文庫)
関が原に負けて、領地を没収される立花宗茂。何もなくなった。それなのに、家臣達は立花宗茂についていこうとする。例えどんなことがあっても殿様(立花宗茂)に生活の苦労をさせてはいけない。大名に戻れる可能......
小説 立花宗茂〈上〉 (人物文庫)
九州が島津軍に制覇されようとする時、最後まで抵抗した男がいた。それが、立花宗茂だった。豊臣秀吉に臣従し、その信を貫く。この人物の一生はその心に貫かれている。臣下達と領民への細やかな愛情。戦いにおけ......
人生を二度生きる―小説榎本武揚 (祥伝社文庫)
童門先生の本は初めて読みました。いい本です。僕は北海道出身で五稜郭も行きました。戦国時代が好きなのですが、新撰組も好きで、土方氏からこの本を読みました。黒田清隆率いる維新軍との最後の戦いにおける話、......
小説 立花宗茂〈下巻〉
実父があの高橋紹運であり、 義父があの立花道雪です。 宗茂自身もその系譜に違わぬ名将です。 武運に恵まれた人生ではありませんが 敵にすら惜しいと思わせる 人物であり、命よりも義を重んじる人物です。......
疾走の志士 高杉晋作
たまには小説以外で高杉晋作という人物を知ろうと手に取った本ですが、中々 感銘を受ける部分がありました。本全体を中心に、作者が伝えたい 「おもしろき事なき世(現代)をおもしろく」高杉さんのように生きる......
国僧日蓮〈上〉 (学研M文庫)
国の混乱は、過度に保護された聖職者の説く誤った教えにあり。 辻説法という手段で直接訴えかけ、盲目(自分の胸中に仏界が あることを知らない)を開く。 とにかくすごいドラマ。鎌倉時代にこんな人がたんだ!...
小説 近藤勇
個人的には土方歳三先生が好きですが、来年の大河ドラマを前に新撰組にも興味ありますし、童門冬二氏の小説も好きですし「近藤勇」読み出しています。新撰組って、侍達の集団かと思ったら、元は農民たちが本物の侍......
名君肥後の銀台 細川重賢
破綻寸前の財政、まかり通る古い慣習、覇気のなくなった領民・・・ 上杉鷹山と同じような状況で藩主になるのですが、藩主としての方向性や視点が全く違っているのが面白いです。 リーダーとして引っ張っていく......
駿河城御前試合 (徳間文庫)
言わずと知れた「シグルイ」の原作を含む連作もの。 表紙がモロ「シグルイ」の二人の対峙場面! 多くの評どおり、 パターンが似通っています。 ・どちらか、もしくは双方が剣の達人 ・必ず傾城の美女がか......
依存 (幻冬舎文庫)
単行本(2000年)→幻冬舎ノベルス(2001年)→本書。 匠千暁シリーズの一冊。かならず、前作『スコッチ・ゲーム』から順番に読まなければならない。そうしないとストーリーがまったく分からない危険......
名将 大谷刑部 (新潮文庫)
記録の少ない人物であるぶん、 作者の想像力によって色んなエピソードが満載になってます。 ただ、あまりに刑部が格好良すぎかなと。 もうちょっと弱い部分とか、格好悪い部分があっても、 読者が共感しやすか......
日本人に贈る聖書ものがたり―族長たちの巻
著者の文体はとてもわかりやすく易しく書かれているため「日本人に贈る…」というタイトル通り厚いのにかなりハイスピードで読めました。確かに神は古代も現代も時空を超え普遍的な「愛」の存在として、一人一人の......
飯綱颪―十六夜長屋日月抄 (学研M文庫)
出だしが宮城谷昌光みたいに格調高くてかっこよくて、 一気に物語りにのめりこみました。 抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。 主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。 ......
二つの山河 (文春文庫)
毎年、年が明けたころ、同期入社の友人らと旅行に出る。 随分と長い間、大分県の別府市だったが飽きてきたこともあって、ことしは徳島県の鳴門市だった。鯛料理に舌鼓を打ち、鳴門ワカメの美味しい味噌汁に満足......
大菩薩峠〈1〉 (ちくま文庫)
全20巻を読んだ数少ないひとりです。面白いと思い始めると、すぐに次の巻へと進みたくなります。しかし、どこが面白いのでしょうか?下手な文体で、とめどもなく舞台は進むといった具合で。 結局、机龍之介......
武田信玄 風の巻 (文春文庫)
山岳小説の名手として著名な新田次郎氏の書く武田信玄。 1988年NHK大河ドラマ原作となり、つとに有名となった。 川中島の合戦の場面が、新田氏の特長のもっとも現われた場面と言えるか。 霧を勝負のア......
大久保利通―近代日本を創り上げた叡知 (PHP文庫)
確かな知性と理性で時代を切り開いた大久保利通を通じて、維新前後の近代日本の歩みを描く。 内容的には、薩摩藩の佐幕から倒幕への変化、尊王攘夷派の活動、大政奉還前後の朝廷と幕府の謀略戦、征韓論、不平......
謀将 直江兼続〈下〉 (徳間文庫)
天下人家康に「直江状」を叩きつけた事で有名な直江兼続の半生を描いた作品。下巻は上巻の四年後、三成の(架空の)遺児七法師の還俗(改名して、坂田佐七郎)から始まる。徳川の宿老本多の次男でありながら、兼続......
彼等 (集英社文庫)
「白昼堂々」「碧空」に続く凛一シリーズ3作目です。華道家元の少年と、アメフト部のエース。出会ってから三年近く経ち、お互い想い合っているのに、どこか煮え切らない二人。そんな二人の関係が壊れてしまいそう......
北条政子 (文春文庫)
歴史上では比較的強権的なカリスマ女性の印象が強かったが永井・北条政子は身近で人間的な女性に描かれており、とても共感を持つことができた。初めて読んだのは、高校生の時。たまたま母が持っていてちょうど鎌倉......
望みしは何ぞ―王朝・優雅なる野望 (中公文庫)
永井先生の王朝三部作の最後を飾るこの作品は、「この世をば」の続編とも言うべき位置づけ と言える。王朝序曲で藤原冬嗣が作り出した「平安時代」そして藤原北家、中でも道長がその 権力を固め謳歌した直後から......
いつの日か還る―新選組伍長島田魁伝 (文春文庫)
本年の大河ドラマが『新選組』ということもあり、最近書店でも関連の本が沢山出ております。しかし、その大半が近藤勇や土方歳三といった人物に焦点をあてたものではないでしょうか? 中村氏の本著書は比較的知......
謀将 直江兼続〈下〉 (角川文庫)
関ヶ原以降の直江兼続の姿を描いた異色の傑作小説。米沢に減封させられた兼続が、家康との再戦を 目指して生きてゆく姿にはワクワクさせられる。まるで藤沢周平氏の傑作「密謀」の続編の様で、 数少ない兼続小説......
謀将 真田昌幸〈上〉
上巻は真田昌幸の父、幸隆の人生についてかれている。武田家に海野平の地を追われ、諸国を見聞していた海野小次郎は仇の武田信玄に仕えることになり不惜身命を意味する六連銭の戦旗を掲げ真田幸隆を名乗る。長野家......
謀将 直江兼続〈上〉 (角川文庫)
天下人家康に「直江状」を叩きつけた事で有名な直江兼続の半生を描いた作品。上巻は"関ヶ原の戦"前夜から秀忠の将軍就任直後まで。題名に「謀将」とあるのが首骨できる兼続の智略が味わえる。 まず、義に篤く......
天下の旗に叛いて (新潮文庫)
鎌倉公方の遺児を奉じ、関東管領と室町幕府を向こうに回して戦った結城一族。 応仁の乱に先立って戦国時代の幕を開けた戦いを背景に、板東の武士たちの生き様を描く傑作。...
勇魚(いさな)〈下巻〉
終わり方が、私の好きなアレグザンダー・フラートンの「海の異端児シリーズ」と何だか似ている...ような?明治維新の頃の時代背景が巧く引きあわされているので、あの時代が好きな人には堪らないでしょうね。最......
勇魚(いさな)〈上巻〉
勇魚(=鯨)取りの甚助を主人公として描かれてはいますが真の主人公は幕末という時代でしょう。諸外国からの脅威に晒され日本の行く末を案じながらも抵抗すうる力を持たない幕府・朝廷、尊王か佐幕か・攘夷か開国......
名将 大谷刑部 (角川文庫)
戦国時代も統一へと向かい始めた時代、秀吉政権の下、石田三成らとともにその中枢にいて安定をはかり、将来を嘱望されながらも当時は不治の病だったライにかかり職を退き、後に関ケ原の合戦では西軍に組し、徳川軍......
情炎くノ一系図 (学研M文庫)
時代物とポルノの面白さを加えたエンタテインメント。くノ一各人の活躍もさることながら、徳川、豊臣の交代時期に活躍する侍たちの姿も十分に描かれている。...
おんな用心棒
この本は、幕末の物語です。主人公は、鈴姫というお嬢様なのですが、短銃を武器にします。そして、攘夷派側につき、攘夷派の人々の手伝いをするという物語です。仕事内容によっては、幕末の重要人物や重要な出来事......
全一冊 小説 上杉鷹山 (集英社文庫)
財政的に壊滅的な状態であった米沢藩に養子として迎えられた名君上杉鷹山公の藩政改革をたどった名著である。 アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディや第42代ビル・クリントンが「日本の政治......
小説 上杉鷹山〈下〉 (人物文庫)
米国のライス国務長官の服装・スタイルが、日本のキャリアウーマンに人気があるそうです。 バリバリ仕事をしている、IQの高い、学者であり国務長官でもあるライス氏は、ブランドスーツに身を包み、脚を強調する......
小説 上杉鷹山〈上〉 (人物文庫)
資金が潤っている組織では、比較的なんでもうまく行くことが多い。その組織で働く人にも色んな意味で還元されているだろうし、様々な局面である程度お金が解決してくれる。 しかし、上杉鷹山(隠居する前は上杉......
火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)
「共存共栄」。なぜそれができないのか?蝦夷たちを獣並みにしか思わない 朝廷側の人間たちは、侵略・征服だけしか考えていない。阿弖流為たちは 何万もの朝廷軍を相手に、実に20年もの長い間戦いを繰り返す。......
火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)
宮城出身ですが、東北人として岩手の歴史や文化、また先住民である蝦夷に興味が湧いて仕方ありません。後に読んだ高橋氏著の「天を衝く」なども同じパターンではありましたが、一個の人として共感しました。私自身......
全一冊 小説直江兼続―北の王国 (集英社文庫)
才槌頭=のっぺりした東洋系ではなく、凹凸のはっきりしている西洋系の頭蓋 反っ歯=歯が反っているのではなく、噛み合わせで上歯が下歯の前に来ると言うことで、現代風の歯並び 身長=当時の平均身長より、やや......
西行花伝 (新潮文庫)
当時の政治社会は既に武家の論理に取って代わられており、大夫として律令政治の到来に引き裂かれた万葉の歌人家持の時代以上に、単なる武人の力に日本全体が押し流されようとしていた。そんな中で歌人、文人として......
炎立つ〈壱〉北の埋み火 (講談社文庫)
奥州藤原氏の誕生と滅亡までの歴史小説。 第一巻は、朝廷側の陸奥守藤原登任 v.s. 蝦夷の安倍家。 東北がこれほど豊かだったこと、そして、朝廷配下の勢力ではなく、蝦夷がなぜこれほどまでに豊かだっ......
炎立つ〈伍〉光彩楽土 (講談社文庫)
清衡は楽土を作り上げた。 その楽土を受け継いだ者たちが源頼朝により滅亡するまでの物語。 自分たちの立場を絶対的にするために招いた源義経。 その欲が奥州藤原氏滅亡に帰結する。「曽祖父の望んだ国だ。民......
炎立つ〈四〉冥き稲妻 (講談社文庫)
藤原経清の息子が清原清衡そして藤原清衡となり奥州藤原氏へ。 清原家の内紛を源義家との縁も活かし、なんとか乗り切る。 そして源義家の影響力も排除することに成功する。 私利私欲のない清衡だからこそ成......
ウスの棄て児
生きることは不安だから、人はその支えを欲する。何か形のあるものに縋ろうとする。宗教がそのいい例だと言っては語弊があるかもしれないが、これは遠回しに、そんな生き方の弱々しさを否定した作品だ。 何ものを......
炎立つ〈参〉空への炎 (講談社文庫)
源頼義&義家親子は安倍家攻略のためのきっかけをみつける。 ひとつは隣国の清原家と安倍家を仲たがいさせること、そして、安倍家の中を分裂させること。 愛をもって家族・隣人と接していかないと近しい関係......
天を衝く〈2〉―秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社文庫)
「天を衝く」の単行本を買ってから二年近くが経過したが、私は暇さえあれば読み直している。高校生でも簡単に読める内容で、友達や担任をはじめ部活の顧問にまでレンタルしているが、思いのほか速く私の元に返却さ......
炎立つ〈弐〉燃える北天 (講談社文庫)
源頼義&義家親子がついに陸奥入り。 ここから長きにわたる蝦夷と源氏の戦いが始まる。 藤原経清は安倍家へ。 そして、源氏と安倍との戦が火ぶたを切る。 この駆け引きは面白い。 武士の勢力拡張のた......
隋唐演義〈3〉太宗李世民ノ巻 (中公文庫)
隋がとうとう滅んで群雄割拠の時代に入りますこの後、唐になるの分かっているのですがその過程がすごく楽しかったりするわけなんですね♪...
海嘯 (中公文庫)
中国において王朝が滅びるときには、朝廷が腐敗し、民を苦しめ、農民反乱が多発し、やがて天下取りレースがはじまり、乱世を平定した「英雄」が新王朝の始祖となるというのが、たいてのパターンですが、宋滅亡に......
隋唐演義〈4〉女帝武則天ノ巻 (中公文庫)
隋唐演技の翻訳なので大衆向きではないように思う。中国の歴史が好きな人、知りたい人は歴史書よりはとっつきやすいと思う。私もそういうつもりで最初は読みました。中国文学らしく登場人物がとても多いので慣れる......
傍若無人剣 (春陽文庫)
前田慶次郎を描いた作品としては隆慶一郎の『一夢庵風流記』が有名でおもしろいですが、個人的にはこちらのほうが好きです。この作品では、かぶき者慶次郎の図々しく口の減らないところが強調され、とくに叔父の前......
牢獄 (講談社文庫)
コミック化されて人気が再燃した小説『駿河城御前試合』を、あらためて読んでみると非常に面白かった。 そこで、南条作品を立て続けに読んでみた。 中でも特に凄まじかったのが、これ。 拉致監禁し拷問して「人......
駿河城御前試合 (徳間文庫)
11の試合に登場する人々の、そこに到る経緯、生い立ちなどをかたり、その後、死闘が始まるというという形態がとられています。「剣術」の描かれ方は精神性を重視し、武士の神聖な作法と位置づけられ、血なまぐ......
宇喜多秀家―備前物語 (文春文庫)
あらゆる歴史書類を現代語に翻訳してひとつの時系列にねじ込んだかのような物語で、とにかく登場人物が非常に多く読んでいて混乱してくることがありましたが、699頁の大作なので途中で慣れてきます。私としては......
椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (新潮文庫)
単純に面白いです。上下巻 一晩で読んでしまいました。今、世界中で「反米」が高まっていますが、個人レベルでのアメリカ人の優しさ、懐の深さが思い切り感じられます。30年くらい前の本だとは思いますが、ミッ......
下天は夢か〈4〉 (講談社文庫)
筆者の作品でも著名な一つ。たしか日経新聞に連載されていた。その頃は非常に面白いと思ったのだが本になって通して読むと案外つまらないので不思議に思った。一つ一つのエピソードは上手く描かれるのだが全体的に......
下天は夢か〈3〉 (講談社文庫)
司馬氏の小説みたいな、安っぽい他人に押し付けるような人間ドラマが無理に挿入されてないのがいいね、信長関連では堺屋氏の鬼と人と、並んで好き、タイプは違うけどみなもと 風雲児たち たろうの本の挑戦者たち......
鬼の冠 (新潮文庫)
大東流合気柔術宗家・武田惣角先生の生涯を描いた作品。 痛快です。 技の描写にも迫力がありすばらしい作品と思います。合気道の元とも言え、そして他の武道にも多大なる影響を与えたと言える「大東流合気柔......
胡蝶の剣 (角川文庫)
私は続けて2回読みました。 戦いの描写がすさまじくわかりやすく、剣の構え1つの描写にしても丁寧に細かく書かれています。幕末の人々の生活の中に、生きることと死ぬことが目と鼻の先にあることの緊張感やはた......
下天は夢か〈2〉 (講談社文庫)
疑問が多いとされる「武功夜話」をベースにした小説。「信長公記」をベースとした歴史になれた人には新鮮でおもしろいと思う。但し、この人の小説は人物に魅力を持たせることが少ないので司馬作品のようにわくわく......
前田利家〈下〉 (講談社文庫)
あれほどはちゃめちゃな人が年と組織によって、変わっていくさまがサラリーマンの経営者になれなかった管理職的な感じをかもしています。...
下天は夢か〈1〉 (講談社文庫)
津本氏の歴史小説は、そのほとんどが 「誰がどうした」の連続で、歴史上の謎を推理したり、 人物や時代背景を考察する、というような芸が無い。 資料をまとめて時系列で並べただけのような気がする。 戦のシ......
鉄砲無頼伝 (角川文庫)
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宮本武蔵 (文春文庫)
歴史というものは、人の想像力の中に生きている。 「同じ話を聞いても、人によって感想が違う」 それと同じで、同じ歴史の文献を見たとしても、 そこから生み出される小説は大きな違いがある。 吉川英治さんの......
則天武后〈上〉 (幻冬舎文庫)
中国歴史小説としてはあまりにも物足りない。史書の丸写しに近いそっけもない内容。武照自体にほとんど魅力を感じさせない記述。これでは、「旧唐書」・「新唐書」でも翻訳刊行したほうがよほどましだ。ã??å?......
駿河城御前試合 (徳間文庫)
言わずと知れた「シグルイ」の原作を含む連作もの。 表紙がモロ「シグルイ」の二人の対峙場面! 多くの評どおり、 パターンが似通っています。 ・どちらか、もしくは双方が剣の達人 ・必ず傾城の美女がか......
依存 (幻冬舎文庫)
単行本(2000年)→幻冬舎ノベルス(2001年)→本書。 匠千暁シリーズの一冊。かならず、前作『スコッチ・ゲーム』から順番に読まなければならない。そうしないとストーリーがまったく分からない危険......
名将 大谷刑部 (新潮文庫)
記録の少ない人物であるぶん、 作者の想像力によって色んなエピソードが満載になってます。 ただ、あまりに刑部が格好良すぎかなと。 もうちょっと弱い部分とか、格好悪い部分があっても、 読者が共感しやすか......
日本人に贈る聖書ものがたり―族長たちの巻
著者の文体はとてもわかりやすく易しく書かれているため「日本人に贈る…」というタイトル通り厚いのにかなりハイスピードで読めました。確かに神は古代も現代も時空を超え普遍的な「愛」の存在として、一人一人の......
飯綱颪―十六夜長屋日月抄 (学研M文庫)
出だしが宮城谷昌光みたいに格調高くてかっこよくて、 一気に物語りにのめりこみました。 抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。 主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。 ......
二つの山河 (文春文庫)
毎年、年が明けたころ、同期入社の友人らと旅行に出る。 随分と長い間、大分県の別府市だったが飽きてきたこともあって、ことしは徳島県の鳴門市だった。鯛料理に舌鼓を打ち、鳴門ワカメの美味しい味噌汁に満足......
大菩薩峠〈1〉 (ちくま文庫)
全20巻を読んだ数少ないひとりです。面白いと思い始めると、すぐに次の巻へと進みたくなります。しかし、どこが面白いのでしょうか?下手な文体で、とめどもなく舞台は進むといった具合で。 結局、机龍之介......
武田信玄 風の巻 (文春文庫)
山岳小説の名手として著名な新田次郎氏の書く武田信玄。 1988年NHK大河ドラマ原作となり、つとに有名となった。 川中島の合戦の場面が、新田氏の特長のもっとも現われた場面と言えるか。 霧を勝負のア......
大久保利通―近代日本を創り上げた叡知 (PHP文庫)
確かな知性と理性で時代を切り開いた大久保利通を通じて、維新前後の近代日本の歩みを描く。 内容的には、薩摩藩の佐幕から倒幕への変化、尊王攘夷派の活動、大政奉還前後の朝廷と幕府の謀略戦、征韓論、不平......
謀将 直江兼続〈下〉 (徳間文庫)
天下人家康に「直江状」を叩きつけた事で有名な直江兼続の半生を描いた作品。下巻は上巻の四年後、三成の(架空の)遺児七法師の還俗(改名して、坂田佐七郎)から始まる。徳川の宿老本多の次男でありながら、兼続......
彼等 (集英社文庫)
「白昼堂々」「碧空」に続く凛一シリーズ3作目です。華道家元の少年と、アメフト部のエース。出会ってから三年近く経ち、お互い想い合っているのに、どこか煮え切らない二人。そんな二人の関係が壊れてしまいそう......
北条政子 (文春文庫)
歴史上では比較的強権的なカリスマ女性の印象が強かったが永井・北条政子は身近で人間的な女性に描かれており、とても共感を持つことができた。初めて読んだのは、高校生の時。たまたま母が持っていてちょうど鎌倉......
望みしは何ぞ―王朝・優雅なる野望 (中公文庫)
永井先生の王朝三部作の最後を飾るこの作品は、「この世をば」の続編とも言うべき位置づけ と言える。王朝序曲で藤原冬嗣が作り出した「平安時代」そして藤原北家、中でも道長がその 権力を固め謳歌した直後から......
いつの日か還る新選組伍長島田魁伝 (文春文庫)
本年の大河ドラマが『新選組』ということもあり、最近書店でも関連の本が沢山出ております。しかし、その大半が近藤勇や土方歳三といった人物に焦点をあてたものではないでしょうか? 中村氏の本著書は比較的知......
明治無頼伝 (角川文庫)
元会津藩士 高津仲三郎を助けるために、斎藤一改め藤田五郎が活躍します。 北の斗南ヶ丘から、新妻の時尾をつれて東京へ、元高台寺等の一人が雇った刺客たちとの斬り合い、長州諸隊くずれの海賊達の襲撃、御五......
小説十八史略〈1〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
私がこの小説を手に取ったのは、横山光輝の「三国志」以降、あの英雄たちの末路は?と軽く興味を持ったことから。 その後の悲惨な歴史から近代まで、それ以前の殷王朝の崩壊や周王朝の成立、春秋戦国など楽しく読......
諸葛孔明〈上〉 (中公文庫)
吉川文学の「三国志」や、明国の「三国志演義」、そして本作の著者による「秘本三国志」などでは、諸葛孔明は神知に通じた不世出の天才軍師ということになっているわけなのですが、どうやら実際はそうではなかった......
小説十八略〈5〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
本巻は、隋の煬帝の失政とその哀れな最後、その後群雄割拠の時期を経て、唐が中国を統一し、武則天による中断を挟むものの、太宗による「貞観の治」、玄宗による「開元の治」を中心に大帝国の絶頂期を迎えたのもつ......
曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)
その辺にある変な映画よりも迫力のある、 緊張する本であると断言します。 かなり緊迫した雰囲気が読む側まで漂って きます。 曹操の従妹である、紅珠をらう話を父の 曹嵩がしているページを読むところがかな......
曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)
曹操(上)を読むよりさきに、曹操(下)の 後ろのページにある解説を先に読むことをお すすめする。 または、上下読み終わった後に、解説を読む ことになると思うが、解説を読み終わった後 にもう一度上下を......
諸葛孔明〈下〉 (中公文庫)
諸葛孔明の評価には二つないだろうか?1、よくぞ、あそこまで蜀の国を大きくした。2、なぜ、天下を取れず、中国を統一出来なかったのか。2の部分の一つの答えがこの本にありそうな気がする。「切磋琢磨」ライバ......
小説十八史略〈2〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
本シリーズ第2巻が扱うのは、秦の始皇帝の死から漢の武帝の執政初期までである。始皇帝の死から項羽と劉邦の争い、そして漢の成立までは、司馬遼太郎等の多くの作家の題材として取り上げられているが、本書もかな......
小説 十八史略〈3〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
本巻では武帝がもたらした前漢の全盛期からその武帝末期の失政に端を発する前漢の衰退と滅亡、王莽の時代、後漢の成立と外戚・宦官の横暴によるその衰退、そしていよいよ三国志の序章、つまり黄巾の乱とそれが契機......
小説十八史略〈6〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
安史の乱の後命脈を保っていた唐が黄巣の乱をきっかけに遂に滅亡、五代十国の混乱期を経て北宋の時代に入るが、武より文を重んじる官僚国家の故か、遼などの周辺の国に悩まされ、遂には金に華北を奪われ、ここに再......
小説 十八史略〈4〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
第4巻がカバーするのは、三国志の時代から、南北朝時代そして隋による南北統一までである。三国志の時代に特に力を入れており、本書の半分以上を割いている。三国志に関しては、本書だけで十分にその骨格を掴むこ......
耶律楚材〈下〉無絃の曲 (集英社文庫)
モンゴル帝国創業期の官僚政治家の話です。契丹族の王族出身で、天文・暦法・地理・医薬・文学に通じた最高級の知識人の生涯が、幾編もの漢詩とともに語られます。◆上巻は、野蛮人の帝王に仕える外国人インテリの......
中国傑物伝 (中公文庫)
最近なぜか陳舜臣、中国ものにはまっているので読んでみた。著者があとがきに「よく歴史上のすぐれた人物に学べ、といわれるが、正直なところ、私は彼らに学ばねばならなくなるのはご免蒙りたい。 私は読者の皆さ......
耶律楚材〈上〉草原の夢 (集英社文庫)
たとえば、外資系の日本支社勤務。地方出身で東京勤務。あるいは、海外での勤務。さまざまなカルチャーのギャップに悩みながらそれでも前に進まなければならない。自分自身10年前にそんな環境に身を置いたときに......
鄭成功―旋風に告げよ〈下〉 (中公文庫)
ついに鄭成功は明国の海軍をまとめることに成功し、長江をさかのぼり、南京を攻略しようとします。 天災や病に悩まされ、苦しい攻略戦の上、やっとのことで南京決戦までこぎつけますが、地上戦で圧倒的 な実力差......
全一冊 小説 上杉鷹山 (集英社文庫)
財政的に壊滅的な状態であった米沢藩に養子として迎えられた名君上杉鷹山公の藩政改革をたどった名著である。 アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディや第42代ビル・クリントンが「日本の政治......
小説 上杉鷹山〈下〉 (人物文庫)
米国のライス国務長官の服装・スタイルが、日本のキャリアウーマンに人気があるそうです。 バリバリ仕事をしている、IQの高い、学者であり国務長官でもあるライス氏は、ブランドスーツに身を包み、脚を強調する......
小説 上杉鷹山〈上〉 (人物文庫)
資金が潤っている組織では、比較的なんでもうまく行くことが多い。その組織で働く人にも色んな意味で還元されているだろうし、様々な局面である程度お金が解決してくれる。 しかし、上杉鷹山(隠居する前は上杉......
火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)
「共存共栄」。なぜそれができないのか?蝦夷たちを獣並みにしか思わない 朝廷側の人間たちは、侵略・征服だけしか考えていない。阿弖流為たちは 何万もの朝廷軍を相手に、実に20年もの長い間戦いを繰り返す。......
火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)
宮城出身ですが、東北人として岩手の歴史や文化、また先住民である蝦夷に興味が湧いて仕方ありません。後に読んだ高橋氏著の「天を衝く」なども同じパターンではありましたが、一個の人として共感しました。私自身......
全一冊 小説直江兼続―北の王国 (集英社文庫)
才槌頭=のっぺりした東洋系ではなく、凹凸のはっきりしている西洋系の頭蓋 反っ歯=歯が反っているのではなく、噛み合わせで上歯が下歯の前に来ると言うことで、現代風の歯並び 身長=当時の平均身長より、やや......
小説十八史略〈1〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
私がこの小説を手に取ったのは、横山光輝の「三国志」以、あの英雄たちの末路は?と軽く興味を持ったことから。 その後の悲惨な歴史から近代まで、それ以前の殷王朝の崩壊や周王朝の成立、春秋戦国など楽しく読め......
西行花伝 (新潮文庫)
当時の政治社会は既に武家の論理に取って代わられており、大夫として律令政治の到来に引き裂かれた万葉の歌人家持の時代以上に、単なる武人の力に日本全体が押し流されようとしていた。そんな中で歌人、文人として......
諸葛孔明〈上〉 (中公文庫)
吉川文学の「三国志」や、明国の「三国志演義」、そして本作の著者による「秘本三国志」などでは、諸葛孔明は神知に通じた不世出の天才軍師ということになっているわけなのですが、どうやら実際はそうではなかった......
炎立つ〈壱〉北の埋み火 (講社文庫)
奥州藤原氏の誕生と滅亡までの歴史小説。 第一巻は、朝廷側の陸奥守藤原登任 v.s. 蝦夷の安倍家。 東北がこれほど豊かだったこと、そして、朝廷配下の勢力ではなく、蝦夷がなぜこれほどまでに豊かだっ......
炎立つ〈伍〉光彩楽土 (講談社文庫)
清衡は楽土を作り上げた。 その楽土を受け継いだ者たちが源頼朝により滅亡するまでの物語。 自分たちの立場を絶対的にするために招いた源義経。 その欲が奥州藤原氏滅亡に帰結する。「曽祖父の望んだ国だ。民......
小説十八史略〈5〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
本巻は、隋の煬帝の失政とその哀れな最後、その後群雄割拠の時期を経て、唐が中国を統一し、武則天による中断を挟むものの、太宗による「貞観の治」、玄宗による「開元の治」を中心に大帝国の絶頂期を迎えたのもつ......
炎立つ〈四〉冥き稲妻 (講談社文庫)
藤原経清の息子が清原清衡そして藤原清衡となり、奥州藤原氏へ。 清原家の内紛を源義家との縁も活かし、なんとか乗り切る。 そして源義家の影響力も排除することに成功する。 私利私欲のない清衡だからこそ......
曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)
その辺にある変な映画よりも迫力のある、 緊張する本であると断言します。 かなり緊迫した雰囲気が読む側まで漂って きます。 曹操の従妹である、紅珠をさらう話を父の 曹嵩がしているページを読むところがか......
曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)
曹操(上)を読むよりさきに、曹操(下)の 後ろのページにある解説を先に読むことをお すすめする。 または、上下読み終わった後に、解説を読む ことになると思うが、解説を読み終わった後 にもう一度上下を......
デウスの棄て児
生きることは不安だから、人はその支えを欲する。何か形のあるものに縋ろうとする。宗教がそのいい例だと言っては語弊があるかもしれないが、これは遠回しに、そんな生き方の弱々しさを否定した作品だ。 何ものを......
諸葛孔明〈下〉 (中公文庫)
諸葛孔明の評価には二つないだろうか?1、よくぞ、あそこまで蜀の国を大きくした。2、なぜ、天下を取れず、中国を統一出来なかったのか。2の部分の一つの答えがこの本にありそうな気がする。「切磋琢磨」ライバ......
小説十八史略〈2〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
本シリーズ第2巻が扱うのは、秦の始皇帝の死から漢の武帝の執政初期までである。始皇帝の死から項羽と劉邦の争い、そして漢の成立までは、司馬遼太郎等の多くの作家の題材として取り上げられているが、本書もかな......
炎立つ〈参〉空への炎 (講談社文庫)
源頼義&義家親子は安倍家攻略のためのきっかけをみつける。 ひとつは隣国の清原家と安倍家を仲たがいさせること、そして、安倍家の中を分裂させること。 愛をもって家族・隣人と接していかないと近しい関係......
天を衝く〈2〉―秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社文庫)
「天を衝く」の単行本を買ってから二年近くが経過したが、私は暇さえあれば読み直している。高校生でも簡単に読める内容で、友達や担任をはじめ部活の顧問にまでレンタルしているが、思いのほか速く私の元に返却さ......
曹操残夢 -魏の曹一族
大体曹操、孔明が死んでしまうと、途端に登場人物に感情移入できなくなったり、ストーリーがどこかで読んだみたいにサラサラしてしまう気がするものですが、この本は「曹操 上下」と同じ(それ以上かな)興味を持......
龍馬 五-流星篇
大政奉還が成る。しかし、それは平和の一歩ではなく、新たな争いの始まりだった。坂本龍馬がなぜ殺されたのか。その謎を考えながら多くのことを考えさせてくれる巻。坂本龍馬を殺害した人物を、西郷隆盛がかばっ......
愛する源氏物語
俵万智さんといえば、『サラダ記念日』や『チョコレート革命』といった、和歌をつづった作品を思い浮かべる方が多いと思います。現に、私がそうだったので、この本を手にした時は驚きましたが、万智さんのファン......
巨眼の男 西郷隆盛(一)
西郷隆盛に関する歴史小説が読みたくて購入しました。ですが、手紙や資料の内容が全体的に多く、読むのに多少辟易してしまったところがあります。もう少し物語調でも良かったのではないかなと思いました。新しい西......
風の陣[天命篇]
藤原仲麻呂を倒した道鏡ですが、期待に反して道鏡は仲麻呂以上の大きな権力を持って、政治を我が物としてしまいます。 そんな中で、嶋足の婚約者益女が、道鏡の陰謀から死んでしまいます。しかも、嶋足自身が殺......
陰陽寮 7 異族侵攻篇 トクマ・ノベルズ
初期のころは寝る間も惜しんで読んでましたが,前巻くらいから疲れてきました.長すぎるのも問題かと...この本のタイトルは陰陽寮 七巻 異族侵攻篇です。お間違えの無いように。...
霊鬼頼朝
義経、頼家、実朝、公暁と悲運な人生を過ごした4人の短編集です。短編集ですがついつい引き込まれて短編集であることを忘れてしまいました。この四人特に義経以外の人物についてはあまり知られていないため読んで......
柳生十兵衛七番勝負
柳生十兵衛七番勝負という本がドラマ化されたのを噂で聞いて、ひねくれている私はドラマを見ずに本を読みました。 さて、柳生十兵衛といえば私のイメージは山田風太郎の『魔界転生』をはじめとする十兵衛三部作な......
裂果 ~趙襄子伝
時代は春秋時代末期。主役は晋の趙襄子です。 趙襄子は、卑賤な妾腹の子でありながら、占いで彼を当主にすべしとされたため、父趙簡子が長子を廃嫡してまで趙家の後継ぎに立てた子。そして、その期待に見事に......
小説 渋沢栄一 虹を見ていた
波乱万丈の渋沢伝の後半部分がこの本で、井上馨と一緒に大蔵省から下野して実業界に身を投じ、日本資本主義産業社会の黎明期に、国立銀行をはじめ多くの商工業の創立と育成に身を捧げた渋沢の後半生が......
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